2009シーズンEXFA発売開始

2008年07月23日

■もう最後になって欲しい川淵糾弾ネタと犬飼新会長への多大な期待

本当に今更ですが、
JFA新会長に犬飼基昭氏が就任しました。

inukaisyuni1.jpg

これで、
失策と失言が続き、日本代表人気が凋落しただけという印象しかない
6年に渡る川淵三郎政権がやっと終焉を迎えてくれたわけですが、
その川淵三郎政権に関して
サッカーダイジェストが面白い企画をやってました。

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識者22人に川淵体制の6年間を採点させるという企画なんですが、
この採点から今のJFAが持つ大日本帝国旧軍の大本営発表的な
歪んだ体質が浮かんできます。

主に大手メディア以外の
フリーのサッカーライターがつけた川淵体制への得点が↓

30点 後藤健生(サッカージャーナリスト)
30点 加部 究(スポーツライター)
30点 平野 史(フリーライター)

40点 西部謙司(サッカージャーナリスト)

45点 杉山茂樹(スポーツライター)

50点 川原 崇(サッカーダイジェスト編集長)

60点 佐藤 俊(スポーツライター)
60点 刈部謙一(Football Weekly編集長)

厳しい採点が並びます。

しかし、これが大手スポーツ新聞になると

90点 佐藤博之(スポーツニッポン)
88点 三浦憲太郎(東京スポーツ)
85点 山室義高(共同通信)
85点 久保武司(夕刊フジ)
83点 上條憲也(東京中日スポーツ)
80点 潮 智史(朝日新聞)
80点 荻島弘一(日刊スポーツ)
80点 須田雅弘(サンケイスポーツ)
75点 川島健司(読売新聞)
70点 野村悦芳(東京新聞)
   

と、軒並み目を疑うような高評価になります。


最高得点の90点をつけたスポーツニッポンの佐藤博之は

幅広い視野で気を配っていた
絶対的なリーダーシップで代表監督の招聘などにも力を発揮し、育成・普及面にも尽力。06年には「こころのプロジェクト」を立ち上げ、各地にJリーガーや多競技の選手らを「夢先生」として派遣し、未来を担う子どもたちに夢を持つことの重要性を伝えた。幅広い視野でピッチ外にも気を配ったことは大いに評価でできる

と川淵体制の6年間を評価しています。
日本代表人気の低迷という重き”罪”の部分に比較したら、
佐藤記者の評価しているのは本当にどうでもよい”功”の部分のような気がするんですが…
こんな”功”で90点をつける佐藤博之の感覚が理解できません。


次点の88点をつけた東京スポーツの三浦憲太郎は

サポーター目線で素直な見解を示す
辛口コメントは冴えていた。代表チーム管轄の長として、不甲斐ない試合があれば庇うことなくチーム、選手を批判。常にサポーター目線で「試合を見た人が何を思うか」と率直な見解をしめした。

と、むしろマイナスに思える点を”功”として評価しています。

他の記者も似たり寄ったりです。

大手新聞社の記者の方々は辞めていく会長にも気を使って最後まで、
へつらう記事を書き続けなくちゃならないのでしょうかね?。

それとも彼らは本当に川淵会長が80点以上の素晴らしい会長だったと思ってるんでしょうか?
記者席からは今の日本代表の試合の観客席に漂う閉塞感は感じられないのでしょうかね?


しかし、
この大手スポーツ新聞の異常なまでの川淵体制への高評価は、
この採点を載せたサッカーダイジェストと同じ号の川原崇編集長の連載コラム
編集長モノロー蹴論第95回を読むとよく理解できる。
以下、抜粋

(川淵三郎会長は)ほとんどは信頼の置ける”キャプテン番”と呼ばれる古参記者のグループの前でしか話をしない。批判でもしようものなら、その輪から外されてしまう。だが、他の大多数の取材者はこの距離感を感じていて、それはそのまま、世間一般の方々の会長像へとつながっている。「そうか日本協会ってそんなに閉鎖的なところなのか」と思ってくる

前々から言われていた川淵会長&JFAに批判的な事を書いた記者が締め出されるというのは、
あんがい本当の事だったじゃないかと思われる。

川淵&JFAの言論統制に関して記事は、川渕企画.comのほうでまとめてあります。

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川淵三郎言論統制問題


そこから一部を抜粋しておくと

週刊ポスト:「独裁の川淵にレッドカード!」
「協会や川淵会長の考え方に対して批判的な記事を書こうものなら、その記者やジャーナリストはブラックリスト入り。実際、今回のW杯でも、日本サッカー協会を通して申請、配布されるメディア用パス(取材証)が複数の有名なスポーツジャーナリストに認可されていない。そういった細かいことまですべて川淵会長の一存で決まるのは変でしょう」(担当記者)


月刊サイゾーの2006年6月号より

A「実はテレビや新聞といった大手メディアでは、代表や協会、選手に対する批判的な報道がほとんどできない。協会の4階に各メディアのデスクもあって、協会サイドが情報をコントロールしている。ジーコ批判や、不可解なテストマッチの組み方など、山積みの問題をどこも書けない」

C「先日のジーコ緊急入院も、協会から『伏せてくれ』って要請があったそうだ。日刊スポーツが交渉して、最終的に記事にはなったけど、その程度の話でも、いちいち協会の顔色をうかがう必要がある」

B「代表の練習を取材していると、協会の広報担当者が新聞の見出しを決めてたりするんだ。『今のプレーはいいんじゃない?』『ヒデがみんなと話してるよ!』って言うのは、『これを書け』ってことで、それが『中田、司令塔としてのコミュニケーション』とかって記事になる。記者も下手に協会の機嫌を損ねて、取材拒否をくらいたくないから、その通りに書いてる」

2006年FLASH8/22号より

02年にジーコ監督が誕生した際、ある新聞記者が『監督経験のないジーコを起用し、失敗したら川淵氏が責任を取るのか』と質問をした。その時は”負けたからといって会長が辞めるということは世界に例がない”と落ち着いて切り替えした。

ところが、しばらくして質問した記者は、サッカー担当から外されてしまった。会社への圧力があったからと、その記者は悔やんでましたね」

こうして、川淵の周りにはYESマンと言われる無能でも従順な手下幹部と
無批判な記者ばかりが残り、どんどんダメになっていたんでしょうね…
本当にどうしようない6年間だったな…


でも、まあそれも終った話だ
(と信じたい)

SOCCER UG BLOGは犬飼新会長には大いに期待している。

以前にも取上げた、いまのところ今年断トツNo1のサッカー本


サッカー番長 0号―ヨイショ記事にはもう飽き飽きだ。

杉山茂樹責任編集:サッカー番長

の浦和レッズ 野人・岡野のインタビューの中で、
岡野は弱小チームだったレッズが強くなった理由として
真っ先に”犬飼さんのおかげ”と断言している。

杉山:レッズが浮上するきっかけは、どこにあったんでしょうか。

岡野:犬飼さんに尽きますね。クラブにあの人が座ってから、すべてが変わりました。浦和がどれほど儲かっているか知りませんでしたが、儲かってないはずはないと思っていましたし、当時はクラブハウスも貧弱で、お風呂もなければ、洗濯さえ満足にできる状態じゃなかった。そしたら、僕が神戸にいる時に、クラブハウスが完成したって。戻ってみたら、環境が一変していた。お風呂はジャグジー付き。ビリヤード場にレストランもある。選手の意識は変わりますよ。ファンが練習場に子供のオムツを替える場所がないって話をしたら、次の日にはもうその工事が始まったり。「何か不満はないか」ってしょっちゅう向こうから聞いてくるんですよ。ナイターの照明が暗いって訴えたら、直ぐに付きましたからね。

また、岡野はこうも言う

岡野:レッズは社長だけでなく、スタッフも雰囲気いいです。クラブハウスの中にある事務所は普通選手の行きづらい場所ですよね。そこの「どうもー」なんて言いながら、気楽に入っていける。納得が行かないことがあっても話に行ける場所がある。


犬飼新会長には、あの頃の手腕を発揮し、
川淵前会長がブチ壊してしまった、
オープンな、みんなに信頼されるJFAに戻し、
サッカー日本代表にも再び輝きを取り戻してほしいと心底願う。


Posted by SOCCER UG FILEZ管理人 | コメント (12) | トラックバック (1) | 川淵三郎&JFA問題| このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ! コメントを見る


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コメント

秋春シーズン制に移行するとか言ってるみたいだけどこの点はどう思いまsky?

個人的には集客、天皇杯諸々の兼ね合いをみても反対なんだけんども。

Posted by: at 2008年07月23日 03:11

400万部発行の大新聞がHPトップで大々的に謝罪文を載せるような大問題でも、一切報道しないこの国のマスゴミでは当然のこと。
ただ、批判するライターがいて、そのことを読者に教えてくれる雑誌があるだけでもわずかな救いか。

Posted by: at 2008年07月23日 10:12

この犬飼氏、川淵氏のYESマンですよ?川淵氏、名誉会長に居座って、院政をしてますよ?

Posted by: at 2008年07月23日 23:51

レッズを強くしたのは犬飼元社長じゃなくて
塚本元社長だろ

レッズが強くなったとき神戸にいた岡野に
何が分かるんだよ

Posted by: at 2008年07月24日 03:30

うちのしんぺーちゃんをマスコミの面前で罵倒した人なんだが…
UGだいじょぶか?

Posted by: at 2008年07月24日 10:17

川淵氏は、自分の言動に責任をもとうとしない、リスクマネジメントの面では素人(民間企業の管理職経験者であったことが信じられないレベル)でしたが、その点、犬飼さんは厳しい組織の中で実際にもまれてきた方なので、組織の長としてやるべきこととしてはいけないことの区別がしっかりとついた方であろうと期待してるのですが、今回の秋春制への移行に関するコメントを読むと、この人も川淵並みにやばい人物であることがわかりますね(移行への賛否は別問題として)。

Posted by: at 2008年07月24日 13:58

スポーツ誌ではないけれど編集の仕事をしています。

新聞記者の軒並みの高得点は、UGさんの見込みで間違いでは無いと思います。が、フリーライターの点数は正義感や客観性でつけたと思うのは青くさいですよ。あれはあれでフリーランスの商売上の戦略なんじゃないですかね。

たとえばの話、フリーランスの戦場カメラマンは、社員カメラマンが行かないような場所に行くことで生計をたてます。企業社員と同じことをしていてはおまんまを食えないわけですよ。意図的にでも社員とは「違う」ことをしなきゃ生きていけない。そいう人たちなのです。

体制に牙をむく役割を背負わないと、彼ら自身が商品価値がないのです。それが分かっているから川淵さんに辛い点をつけるのは「お約束」なんです。企業側も、「よいしょ」するなら社員にやらせればいいのです。フリーランス使って批判させて、やばいとなれば切ればいい。これで双方がうまくいきます

ただそれだけのことだと思いますが。

Posted by: at 2008年07月24日 21:38

心の叫びを書く為に
UGと2ちゃんが存在してくれてることに
感謝!

Posted by: at 2008年07月25日 08:59

犬飼も微妙だし、評価はどっちも極端。

カベQはあれだけどおすぎが50点近いのは意外だったなw

Posted by: at 2008年07月25日 10:03

犬飼は浦和さえ良ければいい人だからな

早速、積雪地域チーム切り捨ての秋春シーズン制に前向きになってますね

Posted by: g3 at 2008年07月25日 10:10

Jリーグの基盤を創ったのは木之本さん
電通を通じての放映権の獲得、
キリン等のスポンサーとの長期契約、
アジアカップ、ワールドカップの設備運営の要など、
協会の財政基盤、運営基盤をを創ったのは、野村尊敬さん。

確かにカリスマ性がありタレント性もある川淵さんは
必要な存在だったと想うけれど、

優秀な人材を切ってからの彼の評価は
誰もが知っている通り。

院政を敷いたところで。。。。

犬飼さんに
心から、改革の期待を寄せます。。。。

Posted by: at 2008年08月01日 02:17

川渕は結局は日本代表がどうなろうと知ったこっちゃないんですよ!!2050年に日本代表が世界の10強に入ろうが入らまいが、その頃、古墳みたいな立派な墓で骨に成ってもニヤニヤしてるでしょう。


後、この号に載ってた、高川学園の話も面白かったです。

Posted by: g32 at 2008年08月09日 07:44

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